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ぐるぐる台北

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自然派おやつなら「鴉片粉圓」

台湾伝統の「小吃」(軽食)としても欠かせない存在の「粉圓」=タピオカ。サツマイモの粉とタピオカの素を練って作ったものだそうです。そのタピオカスイーツを求め、東京でいえば原宿か渋谷、福岡でいえば大名・今泉あたりか、若者に人気の西門町にある「鴉片粉圓」に寄ってみました。ここは、添加物を一切使わない自然派粉圓の店として有名だそう。

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店内はファストフード店のような、ポップな店構え。日本語は通じませんが、メニューが写真付きなので安心です。

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ベーシックにオーダーしたのは、冷たい「鴉片タピオカ」(45元/写真左の手前)。タピオカがもっちり大きくて、アズキやサツマイモのお団子などトッピングもボリューミー!しかも一皿がかなりの大きさで、たぶん2〜3人でちょうどいいサイズノなんですが、みんな一人で楽しんでいる様子。これで、150円弱とは!

ほかにも、レモンシロップをかけたタピオカ&ゼリー「天然愛玉加檸檬」(写真左奥)、お豆腐に似た優しい味の「鴉片豆花」(写真右)(各45元)など、それぞれが手作りのヘルシー&素朴な味わいで、甘さ控えめなのもグー。暑い日には、サラサラいけちゃいます。メニューによっては温かくもできるので、気分によって選んでみてください。

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店内には、表彰されたらしき優良店の印であるポスターも。台湾ならではのいろんな素材が楽しめる、自然派おやつの店。タピオカドリンクは人気だけれど、デザートが揃うこんな「粉圓」のカフェ、日本(福岡)にもあったらいいのにな。

【お店データ】鴉片粉圓
昆明街108号
02-2388-4844
営/11:00~23:00
休/旧正月
http://www.opium.com.tw/inside-j.html
・アクセス
MRT西門駅から徒歩8分
※公館店もあり


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斤餅で何でも巻いて食べよう!「種福園」

台北市民の憩いの場「二二八和平公園」のすぐお向かいにある「種福園」。北方家庭料理の小さなお店ですが、ここ、「斤餅(20元)」というとってもおいしいアイテムがあるのです。北京ダックのつつむ皮のようなものというとわかりやすいかも。クレープ状の皮で、いろいろなおかずを包んでいただくのです。注文をすると、店の入り口で、粉をまるめて、伸ばして、焼いてという一連の作業を見ることもできます。

のばしています焼いています長ネギがスタンバイ

できてたの皮に、甘い味噌のようなタレがついた長ネギをのせて、そこに、おかずをのせていただきまーす!皮、もちもちでおいしー。これははまるなー。おかずをそれぞれ紹介すると、炒蝦仁(海老と青菜の炒め物210元)は、海老プリプリっです。干扁牛肉絲(ネギ入り牛肉のピリ辛いため190元)はパクチーがきいてて、ベトナム風?ぴのこはパクチーダメなんだけど、一緒に食べたうたこは、おいしい!と言ってたので、パクチー大丈夫な人にはオススメですよ。清燉牛肉湯(牛肉スープ80元 )というスープもあっさりしてるー。ここ、かなり味、いいかも。

斤餅とおかずたち

そして、お店の人が超オススメしてきた「合菜代昌(野菜炒めの玉子焼きのせ・小100元)。見た目は地味ですが、これも、おいしかったー。台湾の代表的な家庭料理だとか。

野菜炒めの玉子焼きのせ

店内はあまり広くなく、シンプルなつくりです。

外観店内

おなかいっぱいになったら、お隣のドリンクスタンド「50嵐」で、タピオカミルクティーを頼んで、お向かいの公園で休憩もいいですよ。

二二八和平公園でタポイカミルクティー

種福園は、松江路の「四平陽光商圏」にも支店があるので、豚足の「富覇王」とのはしごもオススメです!

【お店データ】種福園
懐寧街106号
02-2371-4933
営/11:00~14:00(土・日曜~14:30)、
  17:00~20:30(土・日曜~21:00)
休/なし
・アクセス
MRT台大醫院駅から徒歩3分
※松江店もあり


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台湾の人たちはみんな甘いものが好き!「冰館」

永康街にある冰館(ピングァン)は、夏は大行列!気温が30度超えていようがどうしようが、お店の前には老若男女がずらっと列を作っている。しかも冰館はオープンカフェで、冷房なんかアリマセン。その中で汗をかきかき、かき氷を食べるのです。

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女性に大人気なのはもちろんなんだけど、男性二人組とかも意外に多いんです。しかも若者だけでなく、中高年の姿も…。最近では日本でも、スイーツ好きな男性が増えてきたけど、「男たるもの甘いものなど食うな!」みたいな古い考えがはびこってる感もまだまだアリ。甘いもの大好きなのに、人前ではパフェなんか頼めない…っていうニッポン男児も多いかもね。

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でも、台湾の場合そんなのぜーんぜんナシ。そうよね。食べたいもの食べなきゃ。「そんな台湾の人たち、ちょっといいな」と思いつつ、甘~いかき氷に舌鼓を打ったのでありました。

20090908-1252336463.JPGさてさて、このお店の一番人気は「特選マンゴーアイス」160元。台湾といえばやっぱりマンゴーだよね~♪ ぷるんとろんとした果肉がたまりません!マンゴーアイスもどんっと乗ってます。私は果物で一番好きなのがマンゴ-なもんで、すっごく嬉しかった。

20090908-1252336454.JPGこちらは「キウイアイス スペシャルかき氷」160元。酸っぱい果物が好きな人にはおススメ。その他、「スーパーフルーツ」っていういろんな果物が盛りだくさんに乗っているスペシャルなかき氷もありました。160元。どのかき氷もかなり大きいので、2~3人でシェアしてもOK。

※2010年1月に突然休業しましたが、6月12日に「永康15」としてリニューアルオープンしました。お店の内装は変わりましたが、メニュー、金額などは変わっていません。

【お店データ】永康15(旧:冰館)
永康街15号
営/11:00~23:00(夏と冬で前後あり)
休/なし


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安い!うまい!の小龍包なら「金雞園」

台湾に来たら、やっぱり小龍包。いろいろと食べ比べした中でも、安くてうまいのがここ「金雞園」。永康街のはずれ、永康公園の先にあります。1階の入り口では、おじさんに、お兄さんたちが小龍包を次々と作っています。お店の前までいくと、威勢のいい声で、小龍包!小龍包!と声をかけてくれました。

外観小龍包作り中

小龍包作りが行われている厨房の横をぬけ、2階にあがると、予想以上に広くて明るい店内が。メニュー見ると、どれも安い。「小龍包」80元、「菜肉蒸餃(チンゲン菜入り蒸し餃子)」90元とどれも、有名店の半額ぐらいの値段。安い。。味はというと、もちろんおいしい!もちもちの皮に包まれた皮を破ると、スープがじわーっと出てきます。餡も大きめで食べ応えがあり、安い上に、ボリューもあって、なんて良心的!蟹みそ入りの小龍包「蟹黄小包」も150元と手ごろ。こちらは黄色いスープが出てきます。これ、美味しすぎ。。

小龍包と蒸し餃子小龍包からじわーっと

ここ、小龍包と一緒に頼んだ、海老入り汁ビーフン「蝦仁麺・細粉」も絶品でした。このスープが美味しー。ビーフンもつるつるーっとあっという間に、みんなで完食。このあとまたすぐ中華を食べる予定が入ってたので、追加オーダーはがまんしたものの、それがなければ、もっともっと食べたかった!デザートも、定食もある、ほんと庶民的なお店で、台湾大学のある公館にも支店があります。そっちもきっといつも学生たちでにぎわってるんだろうなーと。ほんと、台北の小龍包、美味しすぎです。

汁ビーフン

【お店データ】金雞園
永康街28-1号
02-2341-6980
営/9:00~21:00
休/月曜、旧正月
●アクセス 
永康街の永康公園の前を南にまっすぐおりた右側にあります。
永康街まではタクシーがおすすめ。

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※台大店もあり

「台北牛乳大王」でマストは「パパイヤ牛乳」

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台湾に来たら、タピオカミルクティ同様、一度は飲んだほうがいいと薦められたドリンクの王様、「台北牛乳大王」。市内に6店舗を構えるメジャーなドリンク専門店です。店名からモ〜ゥ、ソソられますよね(笑)。お店に入るなり、迎えてくれたのはリアルな牛さんのオブジェ!

こちらの代表的メニューは何といっても「パパイヤ牛乳」(70元)。品質のよい台湾産パパイヤとフレッシュミルクをミックスしたジュースです。タピオカミルクティ同様、日本ではLサイズばりのビッグカップで出てきます。これで200円ちょっととは…。勝手にかなり甘いんだろうなと想像していたんですが、一口飲むと、自然な甘みが生かされていて意外にもサッパリとした味。ゴクゴクいけちゃいました。好みがあると思いますが、個人的な感想をいえば、あともう少しパパイヤの甘みが強かったら嬉しいかなー。

20090901-1251808869.JPGパパイヤ牛乳のほかには、気になる「ストレスかいしょうドリンク」(80元)をオーダーしてみました。ブドウ、キウイなどフレッシュフルーツとハチミツが入った爽やかなテイストで、かなり好み。ただ…ここがお国柄なのか、ブドウの種もそのままジューサーにかけられていて、粉砕した種がストローの吸い上げを困難に…。味はすごくおいしいのに惜しい(笑)!「美白ドリンク」なんてのもありましたよ。

20090901-1251808929.JPGほかにもメニューは多彩。イチゴやマンゴー、パッションフルーツなどの季節限定ドリンク、シェイクやヨーグルト類に加え、手頃なフードメニューも充実。若者やビジネスマンもいれば、新聞を熟読するおじいちゃんもいたりして、幅広い人気なのがわかりますね。早朝から遅くまで(訪れた時は7:30〜24:00営業でした)オープンしているので、朝ごはんや夜食にも便利かも。

私は成都店と忠孝店に寄ってみましたが、店舗によって異なる内装が楽しめるようです。看板に牛さんマークを見かけたら、入ってみてくださいね。
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【お店データ】台北牛乳大王 忠孝店
忠孝東路四段49巷4弄10号 
02-2771-2866
営/7:30~24:00 
休/なし
http://www.tmkchain.com.tw/   
・アクセス
MRT忠孝復興駅から徒歩1分
※南京店、成都概念店、市政府店など市内に6店舗あり


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なぜか2度目はうまかった。「金峰魯肉飯」

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MRT中正紀念堂駅から徒歩2分。南門市場のすぐ隣にあるこの店の看板メニューは、甘辛く煮た豚肉をご飯の上に乗せて食べる「魯肉飯」。屋台感覚で気軽に食べられる、地元でも人気の庶民の味。

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甘辛いタレがご飯に沁みてウマ~イ。カジュアルな雰囲気は、日本で言えば牛丼といったところ。お茶碗くらいの小さな丼なので、ペロリと食べられます。価格も小サイズで25元と格安(日本円でなんと約75円)!

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筍の煮物とか、青菜の炒め物とか、春雨スープとか、お惣菜もたくさんあって(こっちも20~30元で安い!)、ちゃんとした朝ごはんやお昼ごはんにもなります

私が最初に食べた台湾料理がこの魯肉飯だったんだけど、実を言うと、「うん?なんだこの味?」って感想でした。撮った写真もなんだかボケてたし(笑)。次に台湾に行ったとき、もう一回この魯肉飯を食べることになって、一緒に行ったぴのこさんに、「あんまり期待しない方がいいよ~」なんて言ってたんだけど…。

一口食べて、「おいしいよ~」とぴのこさん。
私も食べてみて、「あれ。全然おいしい!(笑)」と私。

なぜか2度目はとってもおいしかったのです。1度目はなんだったんだろ??
…ということで、自分なりに分析をしてみたんだけど、1度目に一緒に頼んだスープがいけなかったんじゃないかと。

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頭髄湯っていう牛の頭かなんかが入ったヤツで、「珍しいし、食べてみよう」と頼んだんだけど、肉の臭みがきつくて、かなりディープな味だったんだよな…。その印象が強かったのかも?と思うのです。

↑コレが頭髄湯。

冒険しすぎはいかんですな。

【お店データ】金峰魯肉飯
羅斯福路一段10号-2
02-2396-0808
営/8:00~翌1:00
休/なし
・アクセス
MRT中正紀念堂駅から徒歩3分。MRTの南門市場の出口より出ると、南門市場の先にあります。


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台湾の豚足は激ウマ!!「富覇王猪脚」

20090825-1251186749.JPG肌の老化と闘う40代としては、美肌によい食べものには目がありません。豚足はコラーゲンたっぷりだし♪と、食べ歩いているうちに、すっかり大好物に。でもねぇ…。当たり外れがあるんですよ。豚足ってけっこう。臭みが残っていたり、肉が硬かったり。

台湾でも「豚足」があると聞き、「やった!」と喜ぶ反面、「いや、待てよ。臭いかも?」とちょっとだけ躊躇。思い切って食べてみると、

おぉ!これは!激ウマです!!
20090825-1251186847.JPG醤油風味のタレでじっくり煮込んだ豚足は、臭み全然ナシ。箸を入れると骨と身がほろりと崩れ、口の中ではとろッとろ。あぁ…、シアワセ。豚足好きにはたまらない美味しさ…。白ご飯の上に乗せて食べるのが台湾流ということで、白ご飯に甘辛い豚足をどっかり乗せて、ぱくり。これがまた、ご飯に合うんだなぁ。台湾に来てヨカッタ~~!なんて、オダさんみたいに叫びたい気分でした(笑)。

20090825-1251186911.JPG店名にもある「猪脚」とは「豚足」のこと。その漢字さえも美味しそうに感じられます。地元でも人気店のこのお店には、80元(240円くらい)の豚足弁当もあって、午前11時の開店当初から、お客さんがずら~りと並んでいました。うーん、お弁当も食べてみたい!

お店で食べる豚足は、太もも80元、すね50元。
すねは日本で食べている豚足と同じ部位のよう。
ちなみに一番上の写真は太もも、真ん中の写真はすねです。

お店の場所は、松江路の「四平陽光商圏」という商店街の中にあります。
近くには六福客棧というホテルがあるので、目印にして行ってみて。

日本の豚足好きの皆さん、
台湾に行ったら「猪脚」を食べないと損ですよ!!

【お店データ】富覇王
南京東路二段115巷20号
02-2507-1918
営/11:00~20:00
休/日曜
・アクセス
MRT松江南京駅から徒歩3分


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豆花の美味しさに目覚めた「騒豆花」

東區のMRT國父紀念館駅近くのユナイテッドホテルの裏手に、延吉公園というちいさな公園があります。そのお隣にある小さなお店「騒豆花」(75元)。台北で豆花が食べられるお店はたくさんあるけれで、ここの手作り豆花は絶品!初めて訪れたのは、4月の初旬。季節はまさにイチゴとあって、豆花も「草苺豆花」をいただきます!見た目もとってもかわいらしいし、これがめちゃめちゃうまい!イチゴと豆花とのバランスが絶妙なのです。

草苺豆花

そして、ちょっと肌寒いときには、温かい豆花もおすすめ。店名と同じ「騒豆花」(35元)。落花生と生姜の豆花は、あたたかくて、ほっとする味。これもまたおいしー。それに、100円ちょっとという価格も魅力。

騒豆花

公園のすぐそばとあって、公園を眺めながら、ゆっくりとくつろぐことができます。東区の中心地からはちょっと離れているけど、ここまで来る価値はあるなーと。

騒豆花外観騒豆花から眺める延吉公園

また、夏に訪れた際は、「芒果豆花」(75元)がオススメ。芒果とはマンゴーのこと。かき氷に、豆花にと、マンゴーはいろんなデザートが。こっちもマンゴーがごろごろと入っておいしかった!夜、10時過ぎまで開いているので、食後のデザートにもぺロッといけちゃいます。

芒果豆花

【お店データ】騒豆花
延吉街131巷26号
02-8771-8901
営/12:30~22:30
休/日曜
・アクセス
MRT國父紀念館駅から徒歩5分


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食べてみ、B級グルメ!「阿宗麺線」

20090824-1251101870.jpg台湾初日、第一発目に食べたものって、やっぱり印象に残りますよね。
私の場合、もとは屋台で今はB級グルメの王者として君臨する西門町の
「阿宗麺線」の麺でした。

この麺は、エノキ茸みたいに細くてぶつぶつっと短く切れているのですが、
これがあんかけタイプになっているため、店で使っているプラスティック製の
薄っぺらいレンゲでは思うようにすくえないのが現実。
これはもうすくって食べるのではなく、少し冷えるのを待って流しこんだ
方が早いのではないかと、そんなことを思いました。

あ、パクチーが苦手な人は、6人ほどいる「阿宗メンズ」に
注いでもらう時、いりませーん!とジェスチュアと熱い視線で訴えれば大丈夫!
調味料コーナーをどう利用するかは、あなたの想像力しだい。
新たな味覚を作り出してみてはいかがでしょう?(やりすぎに注意)

さて講釈ばかりたれている場合ではありません。
この麺、意外とお腹にたまるんです。
なので、現地の人たちに混じって、地べたに座り込み、
覚悟を決めて望むのがベスト。
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最後まで食べきった時には、多少寒くたって、額にうっすら汗が
うかんでいることでしょう。

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【お店データ】阿宗麺線
峨嵋街8之1号 
02-2388-8808
営/11:00~22:30(金・土・日曜~23:00)  
休/なし
http://www.ay-chung.com/
・アクセス
MRT西門駅から徒歩3分
※忠孝店、士林店もあり


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